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WordPressと外部サービスを連携して作業を自動化するプラグイン「OttoKit: All-in-One Automation Platform(旧SureTriggers)」において、セキュリティ上の問題が確認されました。影響を受けるのは、バージョン 1.1.41 までのすべてのバージョンです。

本脆弱性を悪用された場合、ログインしていない第三者が、サイト上で管理者相当の権限を持つアカウントを作成できる可能性があります。

対策として、バージョン 1.1.42 以降への更新を推奨します。

本脆弱性は、OttoKit のサービスからサイトへ自動化の指示を受け取る受付窓口(REST API:外部のサービスとデータをやり取りするための仕組み)に存在します。

後述の条件を満たすサイトでは、ログインしていない第三者がこの受付窓口を利用できる状態になっていました。

攻撃が成功した場合、以下のような被害が想定されます。

  • 管理者相当の権限の取得
    • 管理者と同等の権限を持つアカウントの作成と、そのアカウントによるサイトの設定変更やプラグインの追加
  • サイト内データの改ざん
    • 投稿の作成・変更、管理者以外のユーザーの削除や情報の変更、サイトからのメール送信
  • 自動化処理の停止
    • OttoKit との正規の連携の切断による、設定済みの自動化処理の停止

被害発生の条件

以下の条件がそろった場合に、被害が発生する可能性があります。

  • OttoKit 1.1.41 以下を利用している
  • 過去に管理者が OttoKit との接続操作を行い、その接続が拒否された状態になっている

なお、一度も接続操作をしていないサイトは、本脆弱性の対象外です。

攻撃者はこの状態を作り出すことはできませんが、条件を満たしているサイトでは、ログインせずに攻撃が可能です。

本来の仕組み

  • OttoKit のサービスとサイトを接続すると、サイト側に「認証キー」(接続相手が正規のサービスであることを確認するための秘密の値)が保存されます。
  • 受付窓口に届いた指示は、この認証キーが一致した場合のみ実行されます。

問題点:接続拒否時に共通の固定値を保存

  • 接続が拒否された場合、プラグインは認証キーを空にせず、プログラム内に記述された全サイト共通の固定文字列を認証キーとして保存していました。
  • そのため、この文字列を知っていれば誰でも認証を通過し、受付窓口から各種の自動化処理を実行できる状態でした。
  • 自動化処理には「権限グループ(ロール)」を作成する処理があり、付与できる権限に制限がありませんでした。ユーザー作成時に「管理者」ロールの付与は禁止されていましたが、管理者と同じ権限を持つ別名のロールは付与できました。

攻撃の大まかな流れ

※ 模倣防止のため詳細は省略します。

  1. 攻撃者が、固定の文字列を認証キーとして受付窓口へリクエストを送る
  2. 管理者と同等の権限を持つロールと、そのロールのユーザーを作成する
  3. 作成したアカウントでサイトにログインする

対策版での修正

バージョン 1.1.42 では、次の修正が行われています。

  • 接続が拒否された場合は、認証キーを空にするよう変更
  • 旧バージョンで保存された固定の文字列は、認証キーとして扱わないよう変更(更新するだけで無効化されます)

該当バージョンのプラグインをご利用の場合、以下の対応を強く推奨します。

  1. プラグインの更新
    • 速やかに、プラグインを対策バージョン(1.1.42 以降)へ更新してください。1.1.41 では修正されていません。
    • OttoKit を利用していない場合は、プラグインの停止・削除も有効です。
  2. 被害確認
    • WordPress 管理画面の「ユーザー」→「ユーザー一覧」を開き、以下を確認してください。
      • 一覧上部の権限(ロール)の絞り込み欄に、身に覚えのないロール名がないか
      • 身に覚えのないユーザーが追加されていないか(「登録日」列で並べ替えると確認しやすくなります)
    • サーバーのアクセスログで、「sure-triggers/v1/automation」を含む POST 通信を検索してください。OttoKit と接続していない(接続が拒否された)状態の期間にこの通信が記録されている場合は、攻撃を受けた可能性があります。
    • 「プラグイン」一覧に、身に覚えのないプラグインが追加されていないか確認してください。
    • 不審なロールやユーザーが見つかった場合は、ユーザーを削除したうえで、管理者アカウントのパスワードを変更してください。
  3. セキュリティ対策の強化
    • WAF(Web Application Firewall:不正な通信を検知・遮断する仕組み)を導入していれば、本脆弱性を狙うリクエストの遮断に有効な場合があります。ただし、WAFですべての攻撃を確実に防げるわけではないため、根本的な対策となるプラグインの更新を優先してください。

⇒ 不審なユーザーやロールが確認された場合は、WordPressの専門家などへの相談を推奨します。

OttoKit: All-in-One Automation Platform 1.1.41 までのバージョン

CVE-2026-110372
(公開日 2026年10月18日 更新日 2026年10月19日)

基本値: 7.3 (重要)   [Wordfence]

CVE-2026-110372 悪用確率 1.37% (上位28%) 2026年10月27日時点 

(今後30日以内に悪用される確率 )

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WordPress プラグイン OttoKit: All-in-One Automation Platform 情報 (2026年10月29日 取得)

最新版 バージョン 1.1.42
対象 WordPress バージョン 5.4 またはそれ以降
検証済み最新バージョン : 7.1.4
有効インストール数 90,000+
関連 ページ プラグインページ ホームページ

本記事は、対象プラグインの公開ソースコードおよびバージョン間の差分を解析し、その結果に基づいて作成しています。
解析および文章作成の過程では生成AIを利用し、内容は当社の担当者が確認したうえで公開しています。