TrustBrain

ユーザー登録フォームの作成や会員管理を行うプラグイン「RegistrationMagic」において、セキュリティ上の問題が確認されました。影響を受けるのは、バージョン 6.0.9.1 までのすべてのバージョンです。

本脆弱性を悪用された場合、管理者の操作をきっかけとして、サイトに登録されているユーザーの権限が意図せず引き上げられ、管理者権限を与えられる可能性があります。

対策として、バージョン 6.0.9.2 以降への更新を推奨します。

本脆弱性は、プラグインの自動化タスク(登録内容に応じて役割の割り当てなどを自動実行する機能)を編集する処理に不備があったことに起因します。
これにより、管理者が特定のリンクをクリックするなどの操作を行った場合に、本来意図しない権限昇格を仕込んだタスクが作成される可能性がある状況となっていました。

この脆弱性が悪用された場合、以下のような被害が想定されます。

ユーザー権限の昇格に関する影響

  • サイトに登録済みの低権限ユーザー(購読者レベルなど)に、意図しない上位の役割が割り当てられる
  • 管理者権限を与えられたユーザーが、管理画面を不正に操作できるようになる

被害発生の条件

以下の条件が重なった場合に、被害が発生する可能性があります。

  • 管理者がWordPressにログインした状態である
  • 管理者が、攻撃者の用意したリンクをクリックする、または不正なページを閲覧する

特別な操作を行っていない場合でも、通常の管理作業中に影響を受ける可能性があります。

このプラグインでは、自動化タスクの編集リクエストを受け付ける際、それが管理者自身の操作であることを確認するための「nonce(ノンス)」と呼ばれる安全確認用のコードを検証する必要がありました。しかし、この検証が実装されていませんでした。

そのため、外部から用意された不正なリクエストであっても、ログイン中の管理者を経由することで、タスクの作成・編集処理が実行される可能性がありました。

さらに、タスクに設定する「割り当てる役割」を安全な範囲に限定する仕組みがなく、管理者権限(administrator)のような強い権限も指定できる状態でした。
対策版では、リクエストの正当性を検証する処理と、割り当て可能な役割を安全な範囲に限定する処理(管理者権限や特権的な権限を持つ役割を除外)が追加されています。

該当バージョンのプラグインをご利用の場合、以下の対応を強く推奨します。

  1. プラグインの更新
    • 速やかに、プラグインを対策バージョン(6.0.9.2 以降)へ更新してください。
  2. 被害確認
    • WordPress管理画面の「ユーザー」メニューで、意図しない管理者権限を持つユーザーが存在しないか確認してください。不審なユーザーが見つかった場合は、役割の修正または削除を行ってください。
    • RegistrationMagic の自動化機能(Automation)のタスク一覧を開き、身に覚えのないタスクや、役割の割り当てが設定された不審なタスクがないか確認してください。不審なタスクが見つかった場合は停止・削除してください。
  3. 更新までの間の緩和策
    • 管理画面での作業終了後は、必ずログアウトする運用を徹底してください。ログイン状態のまま他のサイトを閲覧すると、本脆弱性を悪用されるリスクが高まります。
    • WAF(Web Application Firewall:不正なリクエストを遮断する仕組み)を導入している場合、更新までの間の緩和策として有効です。

⇒不審なユーザーやタスクが確認された場合は、WordPressの専門家などへの相談を推奨します。

RegistrationMagic 6.0.9.1 までのバージョン

CVE-2026-12158  / RESERVED(2026年7月1日 時点)

基本値: 8.8 (重大)   [Wordfence]

ソフトウェア脆弱性情報の著作権に関する注意事項

This record contains material that is subject to copyright.

Copyright 2012-2026 Defiant Inc.

License: Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

Copyright 1999-2026 The MITRE Corporation

License: CVE Usage: MITRE hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute Common Vulnerabilities and Exposures (CVE®). Any copy you make for such purposes is authorized provided that you reproduce MITRE’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

「Support」、「Technical」、「Customer」、「Service」の文字 と 技術的なWordPress顧客サポート

WordPress運用保守

さらに詳しく

RegistrationMagic プラグインをご利用中のお客様には、対策バージョンへの更新状況および推奨対応事項について、順次メールにてご案内しております。

WordPress プラグイン RegistrationMagic 情報 (2026年7月1日 取得)

最新版 バージョン 6.0.9.3
対象 WordPress バージョン 5.2.0 またはそれ以降
検証済み最新バージョン : 7.0
有効インストール数 8,000+
関連 ページ プラグインページホームページ