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WordPressでフロントエンドにカスタムフォームを作成するプラグイン「Frontend Admin by DynamiApps」において、セキュリティ上の問題が確認されました。影響を受けるのは、バージョン 3.28.25 までのすべてのバージョンです。

本脆弱性を悪用された場合、サイトに登録されているユーザーの権限が不正に変更され、低権限ユーザーが管理者権限を取得するおそれがあります。

対策として、バージョン 3.28.26 以降への更新を推奨します。

本脆弱性は、フロントエンドのフォームでユーザー権限を変更する処理において、送信された権限値の検証が不十分であったことに起因します。

その結果、フォームからの送信内容を改ざん(※ブラウザでの通信内容を書き換える操作)することで、本来選択できない管理者権限などを設定できる状態でした。

この脆弱性が悪用された場合、以下のような被害が想定されます。

ユーザー権限の不正変更

  • サイトに登録されている低権限ユーザー(購読者レベルなど)が、自身の権限を管理者権限に変更できる
  • フロントエンドのユーザー登録フォームに権限選択項目が含まれている場合、未認証ユーザーが管理者として新規登録できる

これにより、管理画面への不正アクセスやサイト設定の改ざんにつながる可能性があります。

被害発生の条件

以下の条件が揃った場合に、被害が発生する可能性があります。

  • フロントエンドに設置されたフォーム(ユーザー情報編集フォームまたはユーザー登録フォーム)に、権限選択項目が含まれている
  • フォーム設定で「選択可能な権限」が指定されていない
  • 攻撃者がフォームにアクセスできる(既存の登録済みユーザー、または一般公開されている場合は未認証ユーザー)

本脆弱性は、ユーザー権限を変更する際の処理において、送信された権限値が許可された権限リストに含まれているかを確認する検証処理に問題がありました。

検証処理では、フォーム設定の「選択可能な権限」に送信された権限値が含まれているかを確認していました。しかし、この設定項目が未設定の場合、検証そのものが実行されない実装となっていました。

具体的には、「選択可能な権限が設定されている」という条件と「送信された権限値がリストに含まれる」という条件の両方を満たす場合のみエラーとする条件式となっていました。このため、設定を行っていないフォームでは、どのような権限値でも受け入れてしまう状態でした。

修正版では、「選択可能な権限」が未設定の場合にデフォルト値として購読者権限のみを許可するよう変更され、検証が必ず実行されるようになりました。

該当バージョンのプラグインをご利用の場合、以下の対応を強く推奨します。

  1. プラグインの更新
    • 速やかに、プラグインを対策バージョン(3.28.26 以降)へ更新してください。
  2. 被害確認
    • WordPress管理画面の「ユーザー」メニューより、
      意図しない管理者権限を持つユーザーが存在しないか確認してください。
    • 特に、最近作成されたユーザーや、本来は低権限であるべきユーザーの権限を確認してください。
    • 不審な権限変更が確認された場合は、該当ユーザーの修正または削除を行ってください。
  3. フォーム設定の見直し
    • プラグインで作成したフロントエンドフォームに権限選択項目が含まれている場合、本当に必要か再検討してください。
    • 権限選択項目を使用する場合は、フォーム設定で「選択可能な権限」を必ず指定し、選択できる権限を制限してください。
    • 特に、ユーザー登録フォームに権限選択項目を含めることは、セキュリティ上推奨されません。

⇒不審なユーザーアカウントが確認された場合は、WordPressの専門家などへの相談を推奨します。

Frontend Admin by DynamiApps 3.28.25 までのバージョン

CVE-2025-14736
(公開日 2026年1月9日 更新日 2026年1月9日)

基本値: 9.8 (緊急)   [Wordfence]

CVE-2025-14736 悪用確率 0.03% (上位90%) 2026年3月10日時点 

(今後30日以内に悪用される確率 )

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WordPress プラグイン Frontend Admin by DynamiApps 情報 (2026年3月11日 取得)

最新版 バージョン 3.28.30
対象 WordPress バージョン 4.6 またはそれ以降
検証済み最新バージョン : 6.8.3
有効インストール数 10,000+
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