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WordPressでeラーニング機能を提供するプラグイン「Tutor LMS」において、セキュリティ上の問題が確認されました。影響を受けるのは、バージョン 3.9.5 までのすべてのバージョンです。

本脆弱性を悪用された場合、サイトにインストラクター(講師)として登録されたユーザーが、他のインストラクターが作成したコースを無断で変更または削除できる可能性があります。

対策として、バージョン 3.9.6 以降への更新を推奨します。

本脆弱性は、管理画面でコースの一括操作(ステータス変更・削除など)を行う処理において、操作対象のコースが自分で作成したものであるかの確認が行われていなかったことに起因します。
その結果、インストラクター権限を持つユーザーが一括操作のリクエストを送信する際に、本来アクセス権のない他者のコースIDを指定することで、それらのコースを操作できる状態となっていました。

この脆弱性が悪用された場合、以下のような被害が想定されます。

他者のコースへの不正操作

  • 他のインストラクターが作成したコースのステータスを変更される(公開→非公開、下書きへの変更など)
  • 他のインストラクターのコースがゴミ箱に移動される
  • ゴミ箱にあるコースが完全に削除される

これにより、受講者がコースにアクセスできなくなる可能性があります。

被害発生の条件

以下の条件が重なった場合に、被害が発生する可能性があります。

  • 攻撃者がサイトにインストラクター(講師)として登録されている
  • 攻撃者がWordPressにログインした状態である

管理者ではなくインストラクター権限があれば攻撃が可能なため、複数のインストラクターが登録されているサイトでは注意が必要です。

本脆弱性は、コースの一括操作を行う関数において、操作対象のコースが操作を行うユーザー自身のものであるかを検証する処理が実装されていなかった点が原因です。

本来、管理者以外のユーザーがコースを操作する場合は、「このコースは自分が作成したものか」を確認する必要がありました。しかし、この確認が欠落していたため、リクエストに含まれるコースIDを任意に指定することで、他者のコースに対しても操作が実行される状態となっていました。

対策版では、操作前に所有者確認の処理が追加され、自分のコース以外は操作対象から除外されるようになりました。

該当バージョンのプラグインをご利用の場合、以下の対応を強く推奨します。

  1. プラグインの更新
    • 速やかに、プラグインを対策バージョン(3.9.6 以降)へ更新してください。
  2. 被害確認
    • WordPress管理画面の「Tutor LMS」>「Courses」より、登録されているコースの状態を確認してください。
    • 意図せずステータスが変更されたコース(公開されていたはずのコースが下書きになっている等)がないか確認してください。
    • ゴミ箱に身に覚えのないコースが移動されていないか確認してください。
    • 不審なコースの変更・削除が確認された場合は、バックアップからの復元を検討してください。
  3. インストラクターアカウントの確認
    • 不審なインストラクターアカウントが登録されていないか確認してください。
    • 長期間使用されていないインストラクターアカウントの権限見直しを検討してください。

⇒不審な操作が確認された場合は、WordPressの専門家などへの相談を推奨します。

Tutor LMS 3.9.5 までのバージョン

CVE-2026-1375  / RESERVED(2026年2月3日 時点)

基本値: 8.1 (重大)  [Wordfence]

CVE-2026-1375 悪用確率 0.04% (上位88%) 2026年2月3日時点 

今後30日以内に悪用される確率 )

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対策バージョンへの更新状況および推奨対応事項について、順次メールにてご案内しております。

WordPress プラグイン Tutor LMS 情報 (2026年2月4日 取得)

最新版 バージョン 3.9.6
対象 WordPress バージョン 5.3 またはそれ以降
検証済み最新バージョン : 6.9.1
有効インストール数 100,000+
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